オフィスでスマートフォンとPCを使って業務を進める風景 — LINE公式アカウント拡張ツールで顧客とのコミュニケーションを自動化するイメージ
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「LINE公式アカウントを作ったけど、うまく活用できていない」── その課題、拡張ツールで解決できます

結論から言います。 LINE公式アカウント拡張ツールを選ぶうえで最も重要なのは、「最も機能が多いツールを選ぶこと」ではなく「自社の業種・顧客層・運用体制に合った自動化の仕組み──ステップ配信・セグメント配信・リッチメニューの出し分け・予約管理──を整え、LINE経由の集客とリピート率を着実に高められるツールを選ぶこと」です。

「LINE公式アカウントを開設したが、一斉配信しかできず、開封されないメッセージにコストだけがかかっている」「友だち登録は増えているのに、来店や購入につながらない」「顧客ごとに違うメッセージを送りたいが、LINE公式アカウントの標準機能ではセグメント配信の精度が不十分」── こうした状況に心当たりはないでしょうか。

  • LINE公式アカウントの友だち数は増えているのに、メッセージの開封率・クリック率が低い
  • 一斉配信しかできず、顧客の興味や来店頻度に合わせた配信ができていない
  • 新規顧客へのフォローアップ(ステップ配信)を手動でやっていて、対応しきれない
  • リッチメニューを顧客の属性や購買ステージに合わせて出し分けたいが、標準機能では不可能
  • LINE経由の予約受付やアンケート収集を自動化したいが、やり方がわからない

今回はこの「LINE公式アカウントの活用」と「顧客コミュニケーションの自動化」を実現するLINE拡張ツールの代表的な3サービス──Lステップ・エルメ・Liny──を、中小企業の実務に即した観点で比較します。

この記事で分かること
・Lステップ / エルメ / Liny の「本質的な違い」── シナリオ配信とスコアリングに強い高機能型か、無料プランから始められるコストパフォーマンス型か、複数店舗・スタッフ管理に対応した組織運用型か
・配信・自動化機能 ── ステップ配信・セグメント配信・自動応答・シナリオ分岐など、どこまでの自動化が可能か
・顧客管理・セグメント ── タグ管理・スコアリング・行動履歴の追跡など、顧客を「見える化」する機能の充実度
・リッチメニュー・デザイン ── 顧客属性に応じたリッチメニューの出し分け、フォーム作成、予約管理などの対応力
・料金体系 ── 月額費用・無料プランの有無・配信数制限の違いと、事業規模別の選び方

LINE公式アカウント拡張ツールの基礎知識 ── 「標準機能」と「拡張ツール」は何が違うのか

比較に入る前に、LINE公式アカウントの拡張ツールがなぜ必要なのかを整理しておきましょう。

LINE公式アカウント拡張ツールとは ── LINE公式アカウントの標準機能(一斉配信・自動応答・クーポン配信など)では実現できない高度なマーケティング機能──ステップ配信・セグメント配信・リッチメニューの出し分け・顧客スコアリング・予約管理・フォーム作成──を追加できるツールです。LINE公式アカウントのMessaging APIを利用して連携し、管理画面から高度な配信設定や顧客管理を行えるようになります。

高機能型(Lステップなど): 株式会社Maneqlが運営するLINE拡張ツールの先駆者で、導入実績は累計30,000アカウント以上を誇ります。ステップ配信(シナリオ配信)・セグメント配信・リッチメニューの出し分け・スコアリング・流入経路分析・予約管理・回答フォームなど、マーケティングオートメーションに匹敵する機能を備えています。個人事業主からEC・不動産・スクール業態まで幅広く利用されています。

コストパフォーマンス型(エルメなど): 株式会社ミショナが運営するLINE拡張ツールで、無料プラン(フリープラン)から利用できる手軽さが最大の特徴です。ステップ配信・リッチメニュー切替・タグ管理・カレンダー予約・フォーム作成・決済連携(Stripe・UnivaPayなど)まで、無料プランでも主要機能の大部分を利用できます。「まずは費用をかけずにLINE配信を自動化したい」という企業に適しています。

組織運用型(Linyなど): ソーシャルデータバンク株式会社が運営するLINE拡張ツールで、3,500社以上の導入実績があります。複数店舗・複数スタッフでの運用に対応したアカウント管理機能が充実しており、自治体・大学・大手チェーンなど組織規模の大きい導入事例が多いのが特徴です。セグメント配信・リッチメニュー出し分け・流入経路分析・スタッフ権限管理など、組織的なLINE運用を支える機能が揃っています。

LINE拡張ツールを導入して変わる3つのこと:

  1. 「一斉配信で全員に同じメッセージ」から「一人ひとりに合ったメッセージ」に変わる ── 顧客の属性(性別・年齢・地域)や行動(来店回数・購入履歴・アンケート回答)に基づいてセグメント配信できるようになり、開封率・クリック率が大幅に向上します
  2. 「友だち追加→放置」から「友だち追加→自動フォロー→来店・購入」の仕組みが作れる ── ステップ配信(シナリオ配信)により、友だち追加後に自動でメッセージを段階的に配信し、見込み客を顧客へと育成する導線を自動化できます
  3. 「配信しても効果が見えない」から「どの配信が売上につながったか」が分かるようになる ── 流入経路分析・クリック計測・コンバージョン追跡により、どの施策がどれだけの成果を生んでいるかを数値で把握でき、配信内容の改善サイクルが回るようになります
LINE公式アカウントの「メッセージ通数課金」を理解しておくのが大切です
LINE公式アカウントは2023年6月から料金プランが改定され、月間のメッセージ配信数に応じた従量課金制になっています。コミュニケーションプラン(無料)は月200通、ライトプラン(月額5,000円)は月5,000通、スタンダードプラン(月額15,000円)は月30,000通が上限です。拡張ツールのセグメント配信を活用して「興味のある人だけに配信する」ことで、無駄な配信を減らし、LINE公式アカウントのメッセージ費用も最適化できます。

3サービスの基本比較 ── まず全体像を掴みましょう

項目LステップエルメLiny
運営会社株式会社Maneql(日本・大阪)株式会社ミショナ(日本・東京)ソーシャルデータバンク株式会社(日本・東京)
サービス開始2019年2020年2017年
アプローチ高機能MA×シナリオ配信×スコアリング無料プランあり×手軽な導入×決済連携組織運用×複数店舗管理×スタッフ権限
主な対象個人事業主〜中小企業(EC・スクール・不動産等)個人事業主〜中小企業(サロン・飲食・EC等)中小企業〜大企業・自治体・教育機関
導入実績累計30,000アカウント以上累計50,000アカウント以上3,500社以上
無料プランなし(30日間無料トライアルあり)◎ あり(フリープラン・主要機能利用可能)なし(デモ・相談は無料)
参考価格(税込)月額2,980円〜(スタートプラン)月額0円〜(フリープラン)要問い合わせ(個別見積もり)

比較① 配信・自動化機能 ── どこまでの自動化が可能か

機能LステップエルメLiny
ステップ配信◎ シナリオ分岐・条件分岐・時間指定配信◎ ステップ配信・条件分岐対応◎ ステップ配信・シナリオ設計
セグメント配信◎ タグ・スコア・行動履歴で細かく絞り込み◎ タグ・属性・アクションで絞り込み◎ タグ・属性・流入経路で絞り込み
自動応答◎ キーワード応答・条件分岐応答◎ キーワード応答・テンプレート応答◎ キーワード応答・シナリオ応答
リマインダ配信◎ 予約・イベント前の自動リマインド◎ 予約前リマインド配信◎ 予約・セミナーのリマインド
配信の柔軟性◎ 曜日・時間帯・友だち追加経過日数で制御○ 日時指定・条件指定で制御◎ 曜日・時間帯・条件で柔軟に制御
テンプレート管理◎ テンプレート保存・再利用◎ テンプレート保存・再利用◎ テンプレート管理・共有

配信・自動化機能の総評:

Lステップ は、シナリオ配信(ステップ配信)の柔軟性と条件分岐の細かさが3サービスの中で最も高いのが特徴です。「友だち追加後1日目に自己紹介→3日目にお役立ち情報→7日目にクーポン配信→クーポンを開封した人だけに来店促進メッセージ」といった複雑な分岐シナリオを視覚的に設計できます。特に、顧客のアクション(メッセージ開封・リンククリック・アンケート回答)をトリガーにしたリアルタイムの自動配信に強みがあります。

エルメ は、無料プランでもステップ配信・セグメント配信・自動応答の主要機能を利用できる点が最大のメリットです。配信設計のUIもシンプルで直感的なため、LINE公式アカウントの運用に慣れていない担当者でもスムーズに自動化を始められます。条件分岐の細かさではLステップにやや劣りますが、中小企業の一般的な配信ニーズには十分対応できます。

Liny は、配信の基本機能に加えて、複数スタッフによる配信承認フローや、部署・店舗ごとの配信権限管理に対応している点が差別化ポイントです。「本部がテンプレートを作成し、各店舗が自店の顧客に配信する」といった組織的な運用フローを構築できます。

比較② 顧客管理・セグメント ── 顧客を「見える化」する力

機能LステップエルメLiny
タグ管理◎ 自動タグ付け・手動タグ付け・タグの条件組み合わせ◎ 自動・手動タグ付け・複数条件対応◎ 自動・手動タグ付け・階層管理
スコアリング◎ 行動にポイントを付与し見込み度を数値化○ タグベースの絞り込み(スコアリングは限定的)○ タグ・行動履歴での絞り込み
友だち情報の管理◎ カスタムフィールドで自由項目を追加可能◎ 友だち情報をカスタム項目で管理◎ 顧客情報のカスタム項目管理
行動履歴の追跡◎ メッセージ開封・クリック・ページ閲覧を記録○ メッセージ開封・クリックを記録◎ 開封・クリック・流入経路を記録
流入経路分析◎ QRコード別・URL別に友だち追加経路を追跡○ 流入経路の基本的な分析◎ 流入経路分析・チャネル別効果測定
CSV入出力◎ 顧客データのCSVエクスポート・インポート○ CSVエクスポート対応◎ CSVエクスポート・インポート対応

顧客管理・セグメントの総評:

Lステップ は、「スコアリング」機能が最大の強みです。顧客の行動(メッセージ開封=1点、リンククリック=3点、予約完了=10点など)に応じてスコアを自動付与し、「スコアが一定以上の見込み客だけにセールスメッセージを送る」といった高度なマーケティングオートメーションを実現できます。流入経路分析も充実しており、「店頭のQRコードから登録した人」「Instagram広告から登録した人」を区別して、それぞれに最適なシナリオを配信できます。

エルメ は、タグ管理と友だち情報のカスタム項目管理が無料プランでも利用でき、中小企業が顧客管理を始めるには十分な機能が揃っています。スコアリングの自動化機能ではLステップに及びませんが、タグを活用したセグメント配信で同様の成果を出している事例も多くあります。

Liny は、流入経路分析の精度が高く、「どのチャネル(店頭・Web・SNS・チラシ)からの友だち追加が、最終的にどれだけの売上につながったか」を追跡できる点が特徴です。複数店舗を展開する企業では、店舗ごとの友だち数・配信効果を一元的に比較・分析できます。

「友だち数が多い=成果が出ている」とは限らない点に注意しましょう
LINE公式アカウントの成果を測るうえで大切なのは、友だち数ではなく「アクティブ率」と「コンバージョン率」です。拡張ツールを導入する際は、「友だちの何%がメッセージを開封しているか」「配信からどれだけの来店・購入が生まれているか」を計測できる仕組みを最初から設計しておくことが重要です。3サービスとも計測機能を備えていますが、導入時に「何を成果指標(KPI)とするか」を明確にしておくと、運用開始後の改善がスムーズに進みます。

比較③ リッチメニュー・フォーム・予約管理 ── 顧客接点を強化する機能

機能LステップエルメLiny
リッチメニューの出し分け◎ 顧客属性・タグ・スコアに応じて自動切替◎ 顧客タグ・属性に応じて切替◎ 顧客属性・セグメントに応じて切替
リッチメニューの段数◎ 最大20分割の自由レイアウト○ 複数パターンのテンプレート◎ 柔軟なレイアウト設定
回答フォーム◎ アンケート・申込フォームを作成、回答で自動タグ付け◎ フォーム作成・回答収集・自動タグ付け◎ アンケート・フォーム作成・自動タグ付け
予約管理◎ カレンダー予約・イベント予約・リマインド◎ カレンダー予約・自動リマインド配信○ 予約機能あり(外部連携も可能)
決済連携○ Stripe連携(上位プラン)◎ Stripe・UnivaPay連携(無料プランから)△ 外部サービスとの連携で対応
外部ツール連携◎ Googleスプレッドシート・Webhook・API◎ Googleスプレッドシート・Webhook◎ Salesforce・kintone等の外部連携

リッチメニュー・フォーム・予約管理の総評:

Lステップ は、リッチメニューの出し分けの自由度が最も高いのが特徴です。最大20分割のレイアウトを自由に設計でき、「初回来店の顧客にはクーポンとメニュー一覧を表示」「リピーターにはポイントカードと予約ボタンを表示」といった、顧客のステージに合わせたメニュー表示が可能です。回答フォームも充実しており、アンケートの回答内容に応じて自動でタグを付け、次のシナリオに分岐させることができます。

エルメ は、決済連携が無料プランから利用できる点が大きなアドバンテージです。Stripe・UnivaPayとの連携により、LINE上で商品販売やサービス申し込みの決済まで完結できます。「オンラインレッスンの予約+決済」「物販の注文+決済」をLINE内で一気通貫で行いたい事業者にとって、非常に便利な仕組みです。

Liny は、外部ツール連携の幅広さが特徴です。Salesforce・kintoneなどの業務システムとの連携に対応しており、「LINE上の顧客情報を既存のCRMに自動同期する」といった運用が可能です。すでにCRMやSFAを導入している企業にとって、LINEを既存の業務フローに組み込みやすい設計になっています。

比較④ 分析・レポート ── 配信効果を「見える化」できるか

機能LステップエルメLiny
配信レポート◎ 開封率・クリック率・コンバージョンを配信ごとに集計○ 開封率・クリック率を配信ごとに確認◎ 配信効果レポート・比較分析
流入経路レポート◎ QRコード・URL別の友だち追加数・成約率○ 流入経路別の友だち追加数◎ チャネル別の流入分析・ROI追跡
ファネル分析◎ シナリオの各ステップの離脱率を可視化○ ステップ配信の基本的な効果測定○ 配信フローの効果測定
クロス分析◎ タグ×タグ、タグ×行動のクロス集計△ 基本的なフィルタリング○ セグメント別の効果分析
ダッシュボード◎ 友だち数推移・配信効果・スコア分布を一覧表示○ 友だち数推移・基本指標の表示◎ 全体KPI・店舗別KPIの一覧表示

分析・レポートの総評:

Lステップ は、分析機能の深さが3サービスの中で最も優れています。特に「クロス分析」は強力な機能で、「20代女性×来店3回以上×クーポン未使用」といった複数の条件を掛け合わせた分析ができ、配信施策の精度を高めるPDCAサイクルを回しやすくなっています。ファネル分析(シナリオの各ステップでどれだけの人が離脱しているかを可視化)により、シナリオのボトルネックを特定して改善できます。

エルメ は、基本的な配信効果(開封率・クリック率)の確認は可能ですが、クロス分析やファネル分析の深さではLステップに劣ります。ただし、中小企業がまず押さえるべき「どの配信が反応が良かったか」「友だち数の推移」は確認できるため、LINE運用を始めたばかりの段階では十分な分析機能を備えています。

Liny は、店舗別・部署別のKPIダッシュボードが充実しており、「A店のLINE友だち数は前月比+150人、B店は+80人」「どの店舗の配信が最も来店につながっているか」を一目で比較できます。複数拠点での運用時に、各店舗のパフォーマンスを横断的に管理したい企業に最適です。

比較⑤ 料金体系 ── 事業規模別のコストシミュレーション

プランLステップエルメLiny
無料プランなし(30日間無料トライアル)◎ フリープラン:月額0円なし(デモ・相談は無料)
最小有料プランスタートプラン:月額2,980円(税込)スタンダードプラン:月額10,780円(税込)要問い合わせ(月額数万円〜)
中間プランスタンダードプラン:月額21,780円(税込)プロプラン:月額33,000円(税込)──
上位プランプロプラン:月額32,780円(税込)──要問い合わせ(カスタム)
初期費用なしなし要問い合わせ
最低契約期間なし(月額課金)なし(月額課金)要問い合わせ
プラン間の主な違い配信数上限・リッチメニュー出し分け・クロス分析の有無友だち追加数上限・ステップ配信数・スタッフ数アカウント数・機能・サポート内容

料金体系の総評:

まずは無料で始めたい企業 には、エルメ のフリープランが最もハードルが低い選択肢です。ステップ配信・セグメント配信・リッチメニュー切替・フォーム作成・予約管理・決済連携まで、無料プランでも主要機能を利用できます。友だち追加数に上限がありますが、これからLINEの活用を本格化させたい企業にとっては十分な環境です。

高度なマーケティングオートメーションを実現したい企業 には、Lステップ がおすすめです。スタートプラン(月額2,980円)は業界でも非常にリーズナブルですが、スコアリングやクロス分析を活用するにはスタンダードプラン(月額21,780円)以上が必要です。とはいえ、LINE経由の売上が月に数十万円規模であれば、十分に投資回収できる価格帯です。

複数店舗・部署での組織的な運用を行う企業 には、Liny が適しています。個別見積もりのため公開価格はありませんが、店舗ごとのアカウント管理・スタッフ権限設定・全社ダッシュボードなど、組織運用に必要な機能が揃っています。導入前に無料デモで自社の要件に合うかを確認できます。

LINE公式アカウント自体の費用も合わせて予算を組むのがポイントです
拡張ツールの月額費用に加えて、LINE公式アカウント自体のメッセージ通数課金がかかります。たとえば月5,000通の配信をする場合、LINE公式アカウントのライトプラン(月額5,000円)+Lステップのスタートプラン(月額2,980円)=月額約8,000円が総コストになります。セグメント配信で配信対象を絞り込むことで、LINE側のメッセージ費用を節約できる点も拡張ツールの隠れたメリットです。

導入前に確認しておきたいポイント

「何を自動化したいか」を明確にする

導入前に最も大切なのは、「自社のLINE運用で何を自動化したいか」を具体的にリストアップすることです。「新規友だちへの自動フォローメッセージ」「予約のリマインド配信」「誕生日クーポンの自動配信」「来店回数に応じたランク別メニュー表示」など、自動化したいシナリオを3〜5個書き出してみてください。その内容に応じて、必要な機能が明確になり、最適なツール・プランが自然と絞り込めます。

既存の友だちデータの移行方法を確認する

すでにLINE公式アカウントを運用していて友だちがいる場合、拡張ツールの導入後に既存の友だちの情報を引き継げるかを確認しておくのがポイントです。3サービスともLINE公式アカウントのMessaging APIに接続して動作しますが、拡張ツール導入前の友だちの属性情報(年齢・性別など)は自動では引き継がれないケースがあります。導入後に改めてアンケートを配信し、属性情報を収集し直す運用が一般的です。

配信シナリオは「シンプルに始める」

拡張ツールは多機能ですが、最初から複雑なシナリオを設計するとメンテナンスが大変になります。まずは「友だち追加→お礼メッセージ→3日後にお役立ち情報→7日後にクーポン」程度のシンプルなステップ配信から始め、効果を測定しながら徐々にシナリオを追加・分岐させていくのがおすすめです。

LINE拡張ツールは「メルマガの代替」ではなく「顧客との関係構築ツール」です
LINE拡張ツールをメールマガジンの代わりと捉えると、「とにかく全員に配信する」という使い方になりがちです。LINEの強みはメールの数倍の開封率と即時性にありますが、その分「不要なメッセージが来る」と感じた顧客はすぐにブロックします。拡張ツールのセグメント配信を活用して「その人が欲しい情報を、欲しいタイミングで届ける」ことが、ブロック率を抑えながらLTV(顧客生涯価値)を高めるための大切なポイントです。

よくある質問

LINE公式アカウントの拡張ツールを導入すると、既存の友だちに影響はありますか?
基本的に、拡張ツールを導入しても既存の友だちに目に見える変化はありません。友だちリストがリセットされることもありません。ただし、Messaging APIへの切り替え時に一部の設定(あいさつメッセージやリッチメニューの設定)がリセットされる場合があるため、導入前に現在の設定内容をメモしておくと安心です。3サービスとも導入サポートを提供しているので、不明点は事前に問い合わせて確認しておくのがおすすめです。
拡張ツール間の乗り換えは簡単にできますか?
乗り換え自体は可能ですが、注意点があります。拡張ツールで蓄積した顧客データ(タグ・スコア・行動履歴)は、ツール間で自動的に移行されません。CSVエクスポート機能を使ってデータを取り出し、新しいツールにインポートする作業が必要です。また、設計済みのステップ配信シナリオやリッチメニューは再設定が必要になります。このため、最初のツール選びの段階で「自社の要件に合うか」をしっかり確認しておくことが大切です。
どのくらいの友だち数から拡張ツールの導入を検討すべきですか?
明確な基準はありませんが、目安として友だち数が300〜500人を超えたあたりから拡張ツールのメリットが実感しやすくなります。この規模になると、一斉配信では反応率が下がり始め、セグメント配信の効果が顕著になります。ただし、エルメのフリープランなら友だち数が少ない段階から無料で導入できるため、「友だちが増えてから導入する」よりも「友だちを増やす仕組みと一緒に最初から導入する」ほうが、データの蓄積が早く始まり、結果的に効果的な運用ができます。
拡張ツールを使うとLINE公式アカウントの標準機能は使えなくなりますか?
いいえ、LINE公式アカウントの標準機能(チャット・クーポン・ショップカードなど)は引き続き利用できます。拡張ツールはLINE公式アカウントの機能を「置き換える」のではなく「拡張する」ものです。ただし、メッセージ配信やリッチメニューの管理は拡張ツール側で行うほうが便利なため、実際の運用では拡張ツールの管理画面を中心に操作することが多くなります。

編集部の結論

大切なのは「最も機能が多いLINE拡張ツールを選ぶこと」ではなく、「自社の業種・顧客規模・運用体制に合ったツールを選び、LINE経由の集客とリピート率を着実に高める仕組みを構築すること」です。

「シナリオ配信とスコアリングで見込み客を自動育成したい」「どの流入経路が売上に貢献しているかを精密に分析したい」「LINE上でマーケティングオートメーションを本格的に回したい」企業にはLステップがおすすめです。スタートプラン月額2,980円から始められ、事業の成長に合わせてプランを上げていける柔軟性も魅力です。クロス分析やファネル分析で配信施策のPDCAを回したい企業には、スタンダードプラン以上が適しています。

「まずは無料でLINE配信の自動化を試したい」「決済連携を活用してLINE上で商品販売や予約+決済を完結させたい」「ITに詳しくない担当者でも直感的に運用できるツールを選びたい」企業にはエルメがおすすめです。無料プランでステップ配信・セグメント配信・予約管理・決済連携まで使える手軽さは、初めてLINE拡張ツールを導入する企業にとって大きな安心材料です。

「複数店舗・複数部署でLINE公式アカウントを組織的に運用したい」「スタッフごとの権限管理や配信承認フローが必要」「既存のCRM・SFAとLINEを連携させたい」企業にはLinyがおすすめです。自治体・教育機関・大手チェーンの導入実績が豊富で、組織規模が大きくなるほどLinyの管理機能が活きてきます。

迷ったら、まず「自社のLINE公式アカウントで自動化したいシナリオを3つ書き出す」ことから始めるのがおすすめです。エルメの無料プランで基本的な自動化を体験し、より高度な機能が必要になったらLステップやLinyへのステップアップを検討するという段階的なアプローチも有効です。

まとめ:選び方の3つのポイント

  • 高機能MA×スコアリング×クロス分析×シナリオ分岐の柔軟性+月額2,980円〜のリーズナブルな価格 → Lステップ(累計30,000アカウント以上の導入実績・30日間無料トライアル・ステップ配信/セグメント配信/リッチメニュー出し分け/スコアリング/流入経路分析/回答フォーム/予約管理・Googleスプレッドシート/Webhook/API連携・最低契約期間なし)
  • 無料プランあり×決済連携×直感的なUI×初めてのLINE拡張に最適 → エルメ(累計50,000アカウント以上の導入実績・フリープラン月額0円〜・ステップ配信/セグメント配信/リッチメニュー切替/フォーム作成/カレンダー予約/Stripe・UnivaPay決済連携・無料プランでも主要機能利用可能・最低契約期間なし)
  • 組織運用×複数店舗管理×スタッフ権限×CRM連携×大規模導入実績 → Liny(3,500社以上の導入実績・自治体/教育機関/大手チェーンの採用多数・セグメント配信/リッチメニュー出し分け/流入経路分析/店舗別ダッシュボード/Salesforce・kintone連携・スタッフ権限管理/配信承認フロー対応)

「LINE公式アカウントを作ったけど活用しきれていない」「友だちは増えているのに売上につながらない」「セグメント配信やステップ配信で顧客一人ひとりに合ったコミュニケーションを実現したい」── こうした課題を抱えている企業は、LINE拡張ツールの導入で状況が大きく改善します。Lステップは30日間の無料トライアル、エルメは無料プランで本格的に試せるため、まずは「自社の主力シナリオを1つ作って配信してみる」ところから始めてみてください。