スマートフォンの電卓アプリと書類 — BtoB決済代行サービスで請求・回収業務を効率化するイメージ
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「請求書を送ったのに、入金が遅れている取引先がある」── その課題、決済代行サービスで解決できます

結論から言います。 BtoB決済代行(掛け払い)サービスを選ぶうえで最も重要なのは、「最も手数料が安いサービスを選ぶこと」ではなく「自社の取引規模・取引先の業種・売掛金の回収リスク──与信審査の精度・請求代行の範囲・未回収時の保証──を踏まえ、経理担当者の業務負担を減らしながら、売掛金の回収リスクをゼロに近づけられるサービスを選ぶこと」です。

「BtoB取引で掛け払いを提供したいが、与信審査のノウハウがなく、未回収リスクが怖くて踏み切れない」「請求書の発行・送付・入金確認・督促を毎月手作業でやっていて、経理担当者の工数がひっ迫している」「取引先が増えるほど売掛金の管理が煩雑になり、入金漏れや消込ミスが頻発している」── こうした状況に心当たりはないでしょうか。

  • BtoB取引を「前払い」や「クレジットカード決済のみ」にしているが、取引先から「掛け払いに対応してほしい」と言われている
  • 請求書の発行・郵送・メール送付を毎月手作業でこなしており、月末月初の経理業務が集中する
  • 取引先ごとに支払いサイトが異なり、入金消込の作業が煩雑でミスが起きやすい
  • 売掛金の未回収が発生したとき、自社で督促しなければならず、取引先との関係が悪化する恐れがある
  • 新規取引先の与信審査をどう行えばよいかわからず、取引開始のたびに不安がある

今回はこの「BtoB取引の請求・回収業務の効率化」と「売掛金の未回収リスクの解消」を実現するBtoB決済代行サービスの代表的な3サービス──Paid・NP掛け払い・マネーフォワード ケッサイ──を、中小企業の実務に即した観点で比較します。

この記事で分かること
・Paid / NP掛け払い / マネーフォワード ケッサイ の「本質的な違い」── 導入実績4,000社超の安心感と柔軟な与信で選ぶ老舗型か、BtoC決済のノウハウを活かした未回収保証100%のリスクゼロ型か、マネーフォワードの経理プラットフォームとシームレスに連携するクラウド経理統合型か
・与信審査の精度と柔軟性 ── 新規取引先の審査スピード・審査通過率・与信枠の設定方法の違い
・請求代行の範囲 ── 請求書の発行から送付・入金管理・消込・督促まで、どこまでを代行してもらえるか
・未回収リスクの保証 ── 取引先が支払いを滞納した場合に、自社の売掛金がどこまで保証されるか
・手数料・料金体系 ── 初期費用・月額費用・取引手数料の構造と、取引規模別のコスト感

BtoB決済代行(掛け払い)の基礎知識 ── 「自社請求」と「決済代行」は何が違うのか

比較に入る前に、BtoB決済代行の基本的な仕組みを整理しておきましょう。

BtoB決済代行(掛け払いサービス)とは ── 企業間の掛け売り取引において、与信審査・請求書発行・代金回収・入金管理・督促をまとめて外部のサービス会社に委託する仕組みです。取引先への請求と代金回収は決済代行会社が行い、自社には決済代行会社から一括で入金されるため、売掛金の管理が大幅にシンプルになります。

老舗型(Paidなど): ラクーンフィナンシャルが運営するBtoB後払い決済サービスで、2011年のサービス開始以来、累計4,000社以上の導入実績を持ちます。業界問わず幅広い企業規模に対応しており、与信審査の柔軟性と導入のしやすさに定評があります。取引先の未払いリスクを100%保証する仕組みで、自社の売掛金を確実に回収できます。

リスクゼロ型(NP掛け払いなど): ネットプロテクションズが運営するBtoB決済サービスで、BtoC後払い決済「NP後払い」で培った与信ノウハウとデータをBtoB取引に応用しています。年間利用金額2,800億円超の実績を持ち、未回収リスクの100%保証と請求業務の完全代行が特徴です。

クラウド経理統合型(マネーフォワード ケッサイなど): マネーフォワードグループが運営するBtoB決済代行サービスで、マネーフォワード クラウドシリーズ(会計・請求書・経費精算など)との連携が最大の強みです。与信審査から請求・回収・消込まで一気通貫で対応し、既にマネーフォワードを利用している企業にとっては経理業務全体の効率化につながります。

BtoB決済代行を導入して変わる3つのこと:

  1. 「入金確認と督促に追われる月末」がなくなる ── 取引先への請求書発行・送付・入金管理・消込・督促をすべて決済代行会社が行うため、経理担当者は「入金が来たかどうか」を個別にチェックする必要がなくなります
  2. 「未回収リスク」から解放される ── 取引先が支払いを滞納しても、決済代行会社が自社に代わって売掛金を保証してくれるため、資金繰りへの影響を心配する必要がなくなります
  3. 「新規取引先との掛け取引」にためらわなくなる ── 与信審査を決済代行会社が行ってくれるため、自社で取引先の信用力を調査する手間とリスクなしに、掛け払いを提供できるようになります
BtoB決済代行は「掛け売り」の仕組みを外部に委託するサービスです
企業間取引(BtoB)では、納品後に請求書を送り、月末締め翌月末払いなどの「掛け売り」が一般的です。しかし、掛け売りには「取引先が支払わないリスク」「請求書の発行・送付・入金確認の業務負担」「与信管理の難しさ」という3つの課題がつきまといます。BtoB決済代行サービスは、この3つの課題をまとめて解決するためのサービスです。

3サービスの基本比較 ── まず全体像を掴みましょう

項目PaidNP掛け払いマネーフォワード ケッサイ
運営会社株式会社ラクーンフィナンシャル(ラクーンHDグループ)株式会社ネットプロテクションズ(三井住友FGグループ)マネーフォワードケッサイ株式会社(マネーフォワードグループ)
サービス開始2011年2017年2017年
アプローチ導入4,000社超×幅広い業種対応の老舗型NP後払いの与信ノウハウ活用×リスクゼロ保証型マネーフォワード クラウド連携×経理統合型
取引実績累計導入4,000社以上年間取扱高2,800億円超累計取扱高1,000億円以上
未回収保証100%保証100%保証100%保証
初期費用無料無料無料
月額費用無料要問い合わせ(取引規模による)無料(従量課金のみ)
手数料請求金額の0.5〜3.1%請求金額の〜3.6%請求金額の0.5〜3.5%

比較① 与信審査の精度と柔軟性 ── 新規取引先の審査がどれだけスムーズか

項目PaidNP掛け払いマネーフォワード ケッサイ
審査スピード◎ 最短即日(通常1〜2営業日)○ 最短数時間〜翌営業日◎ 最短数秒のリアルタイム審査
審査対象◎ 法人・個人事業主いずれも対応◎ 法人・個人事業主いずれも対応◎ 法人・個人事業主いずれも対応
与信枠の柔軟性◎ 取引先ごとに個別設定可能○ 取引実績に応じて段階的に拡大○ API連携でリアルタイム与信確認
審査通過率◎ 業界トップクラスの通過率○ BtoC後払いデータを活用した独自審査○ AIによる自動審査
個人事業主対応◎ 個人事業主の取引先も審査可能◎ 個人事業主の取引先も審査可能◎ 個人事業主の取引先も審査可能

与信審査の総評:

Paid は、2011年からの長い運営実績によって蓄積された膨大な取引データが与信審査の精度を支えています。業界問わず幅広い企業規模の取引先に対応しており、審査通過率の高さに定評があります。「取引先が小規模な個人事業主や新設法人が多い」というケースでも柔軟に審査してもらえる点が、中小企業にとって大きなメリットです。与信枠を取引先ごとに個別設定できるため、取引規模に応じた細やかなリスク管理が可能です。

NP掛け払い は、BtoC後払い決済「NP後払い」で年間5,000万件以上の取引を処理してきたデータと審査ノウハウをBtoB取引に応用しています。消費者向け後払いで培った「回収力」がBtoB取引の与信審査にも反映されており、独自の信用スコアリングモデルで取引先の信用力を多角的に評価しています。

マネーフォワード ケッサイ は、AIを活用したリアルタイム与信審査が最大の特徴です。API経由で数秒以内に与信結果が返ってくるため、EC サイトやオンライン受注システムと連携して「注文時に即座に与信判定→掛け払いを自動提供」というフローを構築できます。スピード重視の取引フローを実現したい企業に適しています。

比較② 請求代行の範囲 ── どこまでの業務を任せられるか

機能PaidNP掛け払いマネーフォワード ケッサイ
請求書発行◎ 代行発行・自社名義で送付◎ 代行発行・NP名義で送付◎ 代行発行・自社名義で送付
請求書送付方法◎ 郵送・メール・PDF対応◎ 郵送・メール対応◎ 郵送・メール・PDF対応
入金管理・消込◎ 自動消込対応◎ 自動消込対応◎ 自動消込(クラウド連携)
督促対応◎ 決済代行会社が督促を代行◎ 決済代行会社が督促を代行◎ 決済代行会社が督促を代行
インボイス制度対応◎ 適格請求書の発行に対応◎ 適格請求書の発行に対応◎ 適格請求書の発行に対応
電子帳簿保存法対応◎ 対応済み◎ 対応済み◎ 対応済み

請求代行の総評:

Paid は、請求書を「自社名義」で発行・送付できる点が特徴です。取引先から見ると、請求書の差出人が自社名になっているため、「第三者が介在している」という印象を与えずに掛け払いサービスを利用できます。取引先との関係性を重視する企業にとって、この「自社名義での請求」は大きなメリットです。郵送・メール・PDFの3つの送付方法に対応しており、取引先の希望に合わせた柔軟な運用が可能です。

NP掛け払い は、請求業務の「完全代行」に特化しています。請求書の発行から送付、入金管理、消込、督促まで、一連の請求業務をネットプロテクションズが一括して代行します。ただし、請求書はNP名義での発行となるため、取引先には「NP掛け払いを利用している」ことが伝わる形になります。BtoC後払いで培った回収オペレーションのノウハウが、督促対応の丁寧さにも反映されています。

マネーフォワード ケッサイ は、マネーフォワード クラウドシリーズとの連携が最大の強みです。クラウド請求書で作成した請求データをそのままケッサイに連携できるため、二重入力が不要です。入金消込もクラウド会計と自動連携でき、「請求→回収→消込→仕訳」の一連の経理フローをシームレスにつなげられます。既にマネーフォワードを利用している企業にとっては、最も導入効果が高い選択肢です。

請求書の「名義」は取引先との関係性に影響する場合があります
BtoB決済代行サービスによって、請求書の発行名義が「自社名義」になるものと「決済代行会社の名義」になるものがあります。取引先によっては「なぜ請求元が変わったのか」と疑問に思われるケースもあるため、導入前に取引先への説明方法を考えておくのがおすすめです。Paidとマネーフォワード ケッサイは自社名義での発行に対応しているため、取引先に決済代行の利用を意識させずに運用したい場合はこの2サービスが適しています。

比較③ 未回収リスクの保証 ── 取引先の未払いにどこまで対応してもらえるか

項目PaidNP掛け払いマネーフォワード ケッサイ
未回収保証◎ 100%保証◎ 100%保証◎ 100%保証
保証範囲◎ 与信通過した取引の全額保証◎ 与信通過した取引の全額保証◎ 与信通過した取引の全額保証
督促・回収◎ 督促・回収は全てPaidが対応◎ 督促・回収は全てNPが対応◎ 督促・回収は全てMFケッサイが対応
入金サイクル◎ 月2回の入金サイクル○ 月1回の入金サイクル◎ 月2回の入金サイクル
取引先の倒産時◎ 倒産時も保証対象◎ 倒産時も保証対象◎ 倒産時も保証対象

未回収リスク保証の総評:

3サービスとも、与信審査を通過した取引については未回収リスクを100%保証しています。取引先が支払いを滞納したり、万が一倒産したりした場合でも、自社の売掛金は決済代行会社から確実に支払われます。この「リスクゼロ」の安心感こそが、BtoB決済代行サービスの最大の価値です。

入金サイクルに違いがあり、Paidマネーフォワード ケッサイ は月2回の入金に対応しているのに対し、NP掛け払い は月1回の入金サイクルが基本です。資金繰りを重視する企業にとっては、入金頻度の高いPaidまたはマネーフォワード ケッサイのほうがキャッシュフローの改善効果が大きいといえます。

督促・回収についても3サービスとも決済代行会社が全て代行するため、自社で取引先に「お支払いはまだでしょうか」と連絡する必要がなくなります。取引先との関係を損なうことなく、売掛金を確実に回収できる点は、営業と経理の双方にとって大きな安心材料です。

比較④ システム連携・API対応 ── 既存の業務フローにどれだけ組み込みやすいか

項目PaidNP掛け払いマネーフォワード ケッサイ
API連携◎ REST API提供◎ REST API提供◎ REST API提供
EC連携◎ EC-CUBE・Shopify等対応◎ EC-CUBE・Shopify・MakeShop等対応○ 主要ECプラットフォーム対応
会計ソフト連携○ CSV出力による連携○ CSV出力による連携◎ マネーフォワード クラウド会計と自動連携
販売管理連携○ 各種販売管理システムとCSV連携○ 各種販売管理システムとCSV連携○ API経由で連携可能
管理画面◎ Web管理画面で取引一覧・与信状況確認◎ Web管理画面で取引管理◎ Web管理画面(クラウドUIと統一)

システム連携の総評:

マネーフォワード ケッサイ は、マネーフォワード クラウドシリーズとのネイティブ連携が圧倒的な強みです。クラウド会計・クラウド請求書・クラウド経費と自動連携できるため、「請求→決済代行→入金消込→仕訳計上」という経理業務の全工程をマネーフォワードのプラットフォーム内で完結させられます。既にマネーフォワードを利用している企業にとっては、追加の連携設定がほぼ不要で導入できるのが大きなメリットです。

Paid は、REST APIの提供に加えてEC-CUBEやShopifyなどの主要ECプラットフォームとの連携モジュールを用意しています。BtoB ECサイトを運営している企業であれば、受注→与信審査→請求の一連のフローを自動化できます。管理画面も直感的に操作できる設計で、取引先ごとの与信状況や入金ステータスをリアルタイムで確認できます。

NP掛け払い も、REST APIと主要ECプラットフォームとの連携に対応しています。EC-CUBEやMakeShopとのプラグイン連携に加えて、Shopifyとの連携にも対応しており、BtoB ECサイトでの掛け払い導入がスムーズに行えます。

「マネーフォワード ユーザー」かどうかが連携の決め手になります
マネーフォワード クラウドシリーズを既に利用している企業にとっては、マネーフォワード ケッサイとの連携メリットが非常に大きいです。一方、freeeや弥生などの他社会計ソフトを利用している場合は、3サービスともCSV出力による連携が主な方法となるため、連携の利便性に大きな差はありません。会計ソフトの移行予定も含めて検討するのがポイントです。

比較⑤ 手数料・料金体系 ── 取引規模別のコスト感

項目PaidNP掛け払いマネーフォワード ケッサイ
初期費用無料無料無料
月額固定費無料要問い合わせ(取引規模による)無料
決済手数料請求金額の0.5〜3.1%請求金額の〜3.6%請求金額の0.5〜3.5%
請求書郵送費別途(1通あたり数百円)手数料に含む1通あたり170円〜
最低利用金額なし要問い合わせなし
契約期間なし(月ごと)要問い合わせなし(月ごと)

料金体系の総評:

手数料率の低さを重視する企業 にとっては、Paid の0.5〜3.1%が魅力的です。初期費用・月額固定費が無料で、取引が発生した分だけの従量課金のため、取引件数が少ない月のコストを抑えられます。最低利用金額や契約期間の縛りもないため、「まずは小さく始めて、徐々に対象取引を増やしたい」という中小企業にとってリスクの低い選択肢です。

請求業務のフルアウトソーシングを求める企業 には、NP掛け払い が適しています。手数料率は〜3.6%と3サービスの中でやや高めですが、請求書の郵送費が手数料に含まれており、請求業務に関する追加コストが発生しにくい料金設計になっています。「手数料が多少高くても、請求業務を完全に任せたい」という企業に向いています。

マネーフォワード クラウドシリーズとセットで利用する企業 には、マネーフォワード ケッサイ が適しています。初期費用・月額固定費が無料で、決済手数料は0.5〜3.5%。クラウド会計やクラウド請求書との連携による経理業務全体の効率化を考えると、手数料以上の工数削減効果が見込めます。

「決済手数料」は「未回収コスト」と比較して判断するのがポイントです
BtoB決済代行の手数料は請求金額の1〜3%程度ですが、この手数料で「売掛金の100%保証」と「請求・回収業務の代行」が得られます。仮に自社で掛け売りを行って年間売上の1〜2%が未回収になった場合、その損失額は決済代行の手数料をはるかに上回るケースがほとんどです。また、経理担当者が請求書発行・入金確認・消込・督促に費やしている工数を時給換算すると、月額数万〜十数万円のコストに相当します。手数料単体で「高い・安い」を判断するのではなく、「未回収リスクの解消+経理工数の削減」を含めたトータルコストで比較するのがおすすめです。

導入前に確認しておきたいポイント

「どの取引先から導入するか」を決める

全取引先を一度に移行する必要はありません。まずは「新規取引先」や「取引金額が大きい取引先」など、未回収リスクが気になる取引先から段階的に導入するのがおすすめです。既存の取引先については、支払い方法の変更について事前に説明しておくとスムーズに移行できます。

「取引先への案内方法」を準備する

決済代行サービスを導入すると、取引先にとっては「請求元が変わる」「支払い先が変わる」という変化が生じます。取引先に不安を与えないよう、「請求業務の効率化のため、決済代行サービスを導入しました」という案内文を事前に準備しておくのがポイントです。Paidやマネーフォワード ケッサイのように自社名義で請求書を発行できるサービスであれば、取引先の混乱を最小限に抑えられます。

「与信審査の通過率」を確認する

取引先が与信審査に通らない場合、その取引先については自社で請求・回収を続ける必要があります。導入前に、主要な取引先の審査が通るかどうかを確認しておくのがおすすめです。多くのサービスでは、正式契約前に主要取引先の「事前審査」に対応しているため、導入判断の材料にできます。

よくある質問

BtoB決済代行サービスはどんな業種でも利用できますか?
はい、3サービスとも業種を問わず幅広い企業で利用できます。製造業・卸売業・小売業・IT・サービス業など、BtoB取引を行っている企業であれば基本的に導入可能です。ただし、一部の業種(金融・不動産など)や取引形態によっては利用条件が異なる場合があるため、導入前に各サービスへ確認しておくのが安心です。
取引先が与信審査に通らなかった場合はどうなりますか?
与信審査に通らなかった取引先については、決済代行サービスの対象外となり、従来どおり自社で請求・回収を行う必要があります。ただし、取引実績が積み重なることで後から審査に通るケースもあるため、定期的に再審査を依頼してみるのがおすすめです。Paidは審査通過率の高さに定評があり、新設法人や個人事業主でも柔軟に対応してもらえる傾向があります。
既存の取引先にも導入できますか?それとも新規取引先のみですか?
既存の取引先にも導入できます。ただし、既存取引先の場合は「支払い先の変更」という案内が必要になるため、取引先への説明は丁寧に行うのがポイントです。多くの企業では、まず新規取引先から導入し、問題なく運用できることを確認してから既存取引先に段階的に拡大するアプローチを取っています。
決済代行サービスの手数料は経費として計上できますか?
はい、BtoB決済代行サービスの手数料は「支払手数料」や「業務委託費」として経費計上できます。手数料の勘定科目については顧問税理士に確認しておくのが安心です。なお、マネーフォワード ケッサイを利用している場合は、マネーフォワード クラウド会計との連携で仕訳の自動計上も可能です。

編集部の結論

大切なのは「最も手数料が安いサービスを選ぶこと」ではなく、「自社の取引規模・取引先の特性・既存の経理フローに合ったサービスを選び、売掛金の未回収リスクをゼロにしながら、経理業務の工数を大幅に削減すること」です。

「業種を問わず幅広い取引先と掛け取引をしたい」「審査通過率の高さと与信枠の柔軟性を重視したい」「初期費用・月額費用ゼロで手軽に始めたい」「導入実績の多さで安心感のあるサービスを選びたい」企業にはPaidがおすすめです。2011年から4,000社以上の導入実績を持つ老舗サービスで、個人事業主や新設法人を含む幅広い取引先の審査に対応しています。月2回の入金サイクルでキャッシュフローの改善にもつながります。

「請求業務を完全にアウトソーシングしたい」「BtoC後払いの実績に裏打ちされた回収力を求めている」「年間取扱高の実績が大きいサービスに任せたい」企業にはNP掛け払いがおすすめです。年間取扱高2,800億円超の実績は、ネットプロテクションズの与信・回収オペレーションの信頼性を裏付けています。請求書の郵送費が手数料に含まれるため、追加コストを気にせず請求業務を丸ごと任せられます。

「マネーフォワード クラウドを既に利用している」「請求→回収→消込→仕訳の一連のフローを自動化したい」「AIによるリアルタイム与信審査でスピード重視の取引フローを構築したい」企業にはマネーフォワード ケッサイがおすすめです。クラウド会計・クラウド請求書との自動連携により、経理業務全体の効率化を一気に実現できます。

迷ったら、まず「既にマネーフォワード クラウドを利用しているかどうか」で判断するのがおすすめです。利用中であればマネーフォワード ケッサイの連携メリットが大きく、それ以外であれば導入実績と審査の柔軟性でPaid、請求業務のフルアウトソーシングを求めるならNP掛け払いが適しています。いずれのサービスも初期費用は無料で、事前審査にも対応しているので、まずは主要取引先の審査が通るかどうかを確認してみてください。

まとめ:選び方の3つのポイント

  • 導入実績4,000社超+審査通過率の高さ+与信枠の柔軟性+初期・月額無料+月2回入金+自社名義請求なら → Paid(初期費用無料・月額固定費無料・手数料0.5〜3.1%・未回収100%保証・自社名義で請求書発行・月2回の入金サイクル・法人/個人事業主の取引先に対応・REST API提供・EC-CUBE/Shopify連携・2011年サービス開始の老舗)
  • 請求業務の完全代行+年間取扱高2,800億円超の実績+BtoC後払いの回収ノウハウ+郵送費込みの手数料体系なら → NP掛け払い(初期費用無料・手数料〜3.6%(郵送費込み)・未回収100%保証・請求業務の完全代行・BtoC後払い「NP後払い」のデータ活用・EC-CUBE/Shopify/MakeShop連携・三井住友FGグループの信頼性)
  • マネーフォワード クラウドとの自動連携+AIリアルタイム与信+請求→回収→消込→仕訳の一気通貫+初期・月額無料なら → マネーフォワード ケッサイ(初期費用無料・月額固定費無料・手数料0.5〜3.5%・未回収100%保証・クラウド会計/請求書と自動連携・APIでリアルタイム与信・月2回の入金サイクル・マネーフォワードグループの信頼性・自社名義で請求書発行)