ガラス張りの会議室とオープンスペースが広がるモダンなオフィス — フリーアドレス・座席管理システム導入検討のイメージ
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「フリーアドレスにしたのに、結局”いつもの席”に座っていませんか?」── 座席を自由にしただけでは、ハイブリッドワークの生産性は上がりません

結論から言います。 クラウド型フリーアドレス・座席管理システムを選ぶうえで最も重要なのは、「多機能なシステムを導入すること」ではなく「自社のオフィス運用の課題──座席の予約と利用状況の可視化を低コストで始めたいのか、受付・会議室・座席を一つのプラットフォームで統合管理したいのか、QRコードを活用して座席だけでなく備品や郵便物の管理まで効率化したいのか──を踏まえ、“出社してもリモートでも、誰がどこにいるかが分かる仕組み”を構築できるサービスを選ぶこと」です。

「フリーアドレスを導入したものの、出社した人がどこに座っているか分からない」「会議室が予約されているのに実際には空いている」「テレワークと出社が混在して、チームメンバーの所在が把握できない」── こうした状況に心当たりはないでしょうか。

  • フリーアドレスにしたが、誰がどこにいるか分からず内線や直接探し回る時間が増えた
  • 会議室が「とりあえず予約」で埋まり、実際に使いたい人が空きを見つけられない
  • テレワーク・出社・外出のステータスがバラバラに管理されていて、チーム全体の状況が見えない
  • 座席の利用率を把握できず、オフィスの縮小やレイアウト変更の判断材料がない
  • 部門間のコミュニケーションを促すために座席配置を変えたいが、仕組みがない

今回はこの「クラウド型フリーアドレス・座席管理システム」の中から、異なるアプローチを持つ3サービス──YourDesk・Acall・Colorkrew Biz──を、中小企業の実務に即した観点で比較します。

この記事で分かること
・YourDesk / Acall / Colorkrew Biz の「本質的な違い」── 座席管理に特化し1人月額100円〜の低コストで始められる座席管理特化型か、受付・会議室・座席を統合管理するワークプレイスプラットフォーム型か、QRコードで座席から備品・郵便まで"オフィスの名もなき仕事"を丸ごとデジタル化する統合型か
・座席予約・チェックイン ── フロアマップからの予約・抽選・固定席設定・QRコードチェックインの使い勝手
・在席管理・所在確認 ── 出社・テレワーク・外出などのステータス管理と「今、誰がどこにいるか」の可視化
・会議室・スペース連携 ── 会議室予約・空予約の自動キャンセル・グループウェア連携の充実度
・料金体系 ── 1人あたり課金か月額固定か、企業規模別のコスト感
この記事は「オフィスの座席管理・フリーアドレス運用」に焦点を当てています
来客の受付対応を効率化する「クラウド受付システム」がメインの用途であれば、RECEPTIONIST・ラクネコ・workhub Receptionなどのサービスが選択肢になります。また、テレワーク時の勤怠管理やコミュニケーションが課題であれば、勤怠管理ツールやバーチャルオフィスツールが適しています。本記事では、オフィスの「座席予約・在席管理・利用状況の可視化」を効率化するフリーアドレス・座席管理システムを取り上げます。

クラウド型フリーアドレス・座席管理システムの基礎知識

比較に入る前に、なぜ今「座席管理システム」が注目されているのか、基本的な仕組みを整理しておきましょう。

クラウド型座席管理システムとは ── オフィスの座席をクラウド上で予約・管理し、誰がどこにいるかをリアルタイムに可視化するシステムです。フロアマップ上から座席を選んで予約し、出社時にQRコードやICカードでチェックインすることで、オフィス全体の利用状況をデジタルに把握できます。

なぜ今、座席管理システムが重要なのか:

① ハイブリッドワークの定着で「出社日の座席確保」が課題に: コロナ禍を経て、多くの企業が「週2〜3日出社+テレワーク」のハイブリッドワークに移行しました。出社日には限られた座席を効率的に利用する必要があり、「行ったら席がない」「空いているはずなのに予約で埋まっている」といった問題が顕在化しています。座席管理システムがあれば、出社前にスマートフォンから座席を予約し、確実に席を確保できます。

② フリーアドレス化で失われた「誰がどこにいるか」の可視化: 固定席であれば「あの人はあの席にいる」と分かっていましたが、フリーアドレスでは「今日出社しているのか」「オフィスのどこにいるのか」が分からなくなります。座席管理システムの在席表示機能があれば、フロアマップ上で一目で確認でき、内線で呼び出したり探し回ったりする無駄を解消できます。

③ オフィスの利用率データが経営判断に不可欠に: オフィスの縮小・移転・レイアウト変更を検討する際、「実際に何割の座席が使われているか」のデータが必要です。座席管理システムのレポート機能を活用すれば、エリア別・曜日別・時間帯別の利用率を数値で把握でき、データに基づいた意思決定が可能になります。

座席管理に関する基本用語:

  • フリーアドレス: 社員に固定席を割り当てず、出社のたびに好きな席を選んで座るオフィス運用方式
  • ホテリング: フリーアドレスの一種で、ホテルのように事前予約制で座席を確保する方式。座席管理システムの多くはこのホテリング方式を採用
  • チェックイン: 予約した座席に到着したことをQRコードやICカードで記録する操作。無断キャンセルの防止や在席状況の正確な把握に活用
  • フロアマップ: オフィスのレイアウトをデジタル化した画面。座席の空き状況や利用者の所在を視覚的に表示
  • 空予約の自動キャンセル: 座席や会議室を予約したまま利用しない場合に、一定時間経過後に自動で予約を解放する機能

3サービスの基本比較 ── まず全体像を掴みましょう

項目YourDeskAcallColorkrew Biz
運営サイオステクノロジー株式会社Acall株式会社株式会社Colorkrew
アプローチ座席管理に特化し低コストで使える座席管理特化型受付・会議室・座席を統合管理するワークプレイスプラットフォーム型QRコードで座席から備品・郵便までオフィス業務を丸ごとデジタル化する統合型
対象ユーザーフリーアドレスをコスパよく始めたい中小〜大企業受付・会議室・座席を一元管理したい中〜大企業オフィスの"名もなき仕事"を丸ごと効率化したい中〜大企業
導入形態SaaS(ブラウザ+スマホアプリ)SaaS(ブラウザ+スマホアプリ+iPad受付端末)SaaS(ブラウザ+スマホアプリ)
料金初期費用0円・月額100円/ID〜(最低25ユーザー)スタンダード: 50人ごとに月5,000円〜(10名以下は無料)セレクトプラン: 月額120,000円〜(300ユーザーまで)
特長ITreview LEADER 11期連続受賞・FeliCa/Mifare対応・座席抽選機能受付+会議室+座席の統合管理・空予約自動キャンセル・マップ+タイムライン表示QRコードで全機能を操作・1,100社以上導入・座席+備品+郵便管理

比較① 座席予約・チェックイン ── フリーアドレスの基本動作

項目YourDeskAcallColorkrew Biz
フロアマップ予約◎ オフィスレイアウト上から直感的に座席を選択・予約◎ マップ表示で空き状況を一目で確認・予約◎ フロアマップから空き座席を視覚的に確認・予約
座席抽選機能◎ 部門横断のコミュニケーション促進を目的とした抽選配席△ 標準では非対応△ 標準では非対応
固定席設定◎ ユーザー・期間ごとに固定席の設定が可能○ 座席の固定割当に対応○ 固定席の設定に対応
QRコードチェックイン◎ 座席のQRコードを読み取ってワンタッチでチェックイン◎ スマートフォンでQRコードを読み取りチェックイン◎ QRコードを軸にした操作体系・チェックイン対応
ICカードチェックイン◎ FeliCa / Mifare対応のICカードでチェックイン○ 対応△ QRコード中心の設計
スマートフォン対応◎ スマホアプリ対応・外出先から予約可能◎ スマホアプリで予約・チェックイン◎ スマホアプリで予約・QRコード読み取り

座席予約・チェックインの総評:

YourDesk は座席予約・チェックインの選択肢が最も豊富です。フロアマップからの直感的な予約はもちろん、QRコード・FeliCa/MifareのICカード・シングルサインオンなど、多様なチェックイン方法に対応しています。特に注目すべきは座席抽選機能で、「毎日違う部署のメンバーの隣に座る」ことで部門横断のコミュニケーションを促進できます。フリーアドレスの「自由に座る=結局いつもの席に座る」という形骸化を防ぎたい企業に効果的です。

Acall はマップ表示とタイムライン表示を使い分けられるのが特徴です。座席を探す際はマップ表示で視覚的に空き状況を確認し、会議室はタイムライン表示で時間軸の空き状況を一目で把握できます。受付システムとの統合により、来客対応から座席案内までをワンストップで管理できる点が、オフィス全体の運用効率を高めたい企業に適しています。

Colorkrew Biz はQRコードを軸にした操作体系が特徴です。座席のQRコードを読み取るだけで、チェックイン・ステータス更新・座席変更といった操作が完了します。QRコードは印刷して座席に貼るだけなので、大規模なハードウェア投資なしに導入できる手軽さがあります。ICカードリーダーの設置が不要な分、導入スピードが速い点もメリットです。

比較② 在席管理・所在確認 ── 「今、誰がどこにいるか」の可視化

項目YourDeskAcallColorkrew Biz
在席状況表示◎ フロアマップ上で「誰がどこに座っているか」をリアルタイム表示◎ レイアウト上から座席の使用状況と社員の所在を確認◎ フロアマップで全社員の所在をリアルタイム表示
ステータス管理◎ 出社・テレワーク・外出・休暇・出張などの行動ステータスを記録◎ 出社・リモート・会議中などのステータス管理◎ 出社・在宅・外出・会議などのステータス表示
ユーザー検索◎ 名前や部署でユーザーを検索し、座席位置をマップ上で表示◎ 社員検索で所在を確認◎ 社員名で検索して所在をフロアマップ上に表示
利用率レポート◎ エリア別・曜日別・時間帯別の座席利用率を集計・分析◎ スペースの利用状況をデータで可視化◎ 座席の利用率・出社率をダッシュボードで可視化
多拠点対応◎ 複数拠点・複数フロアの一元管理◎ 複数拠点・複数フロアの管理に対応◎ 複数拠点のオフィスを一元管理

在席管理・所在確認の総評:

YourDesk は行動ステータスの記録が充実しています。出社・テレワーク・外出・休暇・出張など、社員のあらゆる行動を記録できるため、「今日は出社しているのか、在宅なのか、外出中なのか」を一目で把握できます。座席利用率のレポート機能も詳細で、エリア別・曜日別・時間帯別のデータを集計できるため、オフィスのレイアウト変更や縮小の判断材料として活用しやすいのが特徴です。

Acall はワークプレイス全体の「見える化」に強みがあります。座席の利用状況だけでなく、会議室の稼働率や来客の対応状況まで含めたオフィス全体のデータを統合的に把握できます。「このフロアの会議室は稼働率80%だが、隣のフロアは30%」といった分析ができるため、スペースの最適配分を検討する際に有用です。

Colorkrew Biz はダッシュボードでの出社率・座席利用率の可視化に対応しています。QRコードチェックインのデータが自動で集約されるため、追加の入力作業なしに利用状況が蓄積されていきます。社員検索でフロアマップ上の位置を即座に表示する機能も備えており、「あの人、今日どこにいる?」の確認が数秒で完了します。

比較③ 会議室・スペース管理 ── 座席だけでなく空間全体の最適化

項目YourDeskAcallColorkrew Biz
会議室予約○ 基本的な予約機能に対応◎ 会議室予約の中核機能・タイムライン表示で空き時間を一目で確認◎ 会議室予約・QRコードで利用開始
空予約の自動キャンセル○ チェックインなしの予約をキャンセル◎ 一定時間チェックインがない場合に自動リリース◎ 利用開始されない予約は自動的にキャンセル
受付連携△ 座席管理に特化(受付機能なし)◎ iPad受付端末との統合・来客通知・会議室案内○ QRコードを活用した受付対応
備品・設備管理△ 座席管理に特化○ スペース管理の一環として対応◎ 備品管理・貸出管理をQRコードで効率化
郵便・届け物管理× 非対応× 非対応◎ 届いた郵便物をQRコードで登録・受取通知

会議室・スペース管理の総評:

YourDesk は座席管理に特化したサービスのため、会議室予約は基本機能の提供にとどまります。「座席の予約と在席管理をシンプルに始めたい」という企業に最適ですが、会議室の高度な管理や受付連携が必要な場合は、別途専用サービスとの併用を検討するのがおすすめです。

Acall は会議室管理が最も充実しています。タイムライン表示で会議室の空き状況を時間軸で確認でき、空予約の自動キャンセル機能で「予約だけして使わない」問題を解消できます。さらにiPad受付端末との統合により、来客が受付でチェックインすると担当者に通知が届き、会議室への案内までスムーズにつながる一連のフローを構築できます。受付・会議室・座席を一つのプラットフォームで管理したい企業に最適です。

Colorkrew Biz は座席・会議室に加えて、備品の貸出管理や郵便物の受取管理にまで対応している点が3サービスの中でユニークです。プロジェクターやモバイルWi-FiなどのQRコードを読み取るだけで貸出・返却を記録でき、届いた郵便物の写真を撮ってQRコードと紐づけることで受取者に通知を送れます。「座席管理だけでなく、オフィスで発生するさまざまな”名もなき仕事”を丸ごと効率化したい」という企業に向いています。

比較④ 外部サービス連携 ── 既存のグループウェアやツールとの親和性

項目YourDeskAcallColorkrew Biz
Google Workspace連携◎ Googleカレンダーとの連携◎ Google Workspace連携◎ Google Workspace連携
Microsoft 365連携◎ Microsoft 365カレンダーとの連携◎ Microsoft 365連携◎ Microsoft 365連携
Garoon連携○ 対応◎ サイボウズ Garoon連携○ 対応
Slack・Teams連携○ 連携対応◎ Slack・Microsoft Teams通知連携◎ Slack・Microsoft Teams連携
SSO(シングルサインオン)◎ SAML認証によるSSO対応◎ SSO対応◎ SSO対応
入退室管理連携○ ICカード連携◎ 入退館管理システムとの連携○ 対応

外部サービス連携の総評:

3サービスとも、Google Workspace・Microsoft 365という二大グループウェアとの連携に対応しています。座席予約とカレンダーを連携させることで、「カレンダーの予定を見れば出社日と座席が分かる」状態を実現できます。

YourDesk はGoogleカレンダー・Microsoft 365カレンダーとの連携に加え、SAML認証によるSSOに対応しています。FeliCa/MifareのICカード連携も特徴で、既存の社員証をそのままチェックインに活用できるのは、新たにカードやアプリを配布する手間を省ける実用的なメリットです。

Acall はグループウェア連携の幅が最も広く、Google Workspace・Microsoft 365に加えてサイボウズ Garoonとの連携にも標準対応しています。Slack・Microsoft Teamsへの通知連携も充実しており、「会議室の利用開始」「来客の到着」などのイベントをチャットツールに自動通知できます。入退館管理システムとの連携にも対応しており、セキュリティ要件の高い企業での導入に適しています。

Colorkrew Biz はSlack・Microsoft Teamsとの連携により、座席のチェックインや郵便物の到着通知をチャットで受け取れます。SSO対応でセキュリティも確保されており、既存のIT環境を大きく変えずに導入できます。

比較⑤ 料金体系・導入のしやすさ ── コストと始めやすさ

項目YourDeskAcallColorkrew Biz
初期費用なし要問い合わせなし
月額料金月額100円/ID〜(プランにより異なる)スタンダード: 50人ごとに月5,000円〜
エンタープライズ: 50人ごとに月10,000円〜
セレクトプラン: 月額120,000円
ハイブリッドワークプラン: 月額180,000円(いずれも300ユーザーまで)
料金モデルユーザーID数×単価型ユーザー数帯課金型(50人刻み)月額固定型(300ユーザーまで定額)
無料トライアル◎ 無料トライアル対応◎ 10名以下は無料で利用可能◎ 30日間無料トライアル(100名以下)
最低利用人数25ユーザー〜制限なし(10名以下は無料)制限なし
導入サポート◎ 導入支援・運用サポート◎ 導入支援・カスタマーサクセス◎ 導入支援・30日間無料トライアル

料金体系・導入のしやすさの総評:

YourDesk は1人あたり月額100円〜という圧倒的な低コストが最大の魅力です。100名の企業であれば月額10,000円〜、500名でも月額50,000円〜で座席管理を始められます。初期費用もゼロのため、「まずは低コストで座席管理を試してみたい」という企業に最適です。ITreview Grid Awardで11期連続LEADERを受賞しており、「使いやすさ」と「価格」の両面で高い顧客満足度を獲得しています。最低25ユーザーからの契約となる点は事前に確認しておくのがおすすめです。

Acall はスタンダードプランで50人ごとに月5,000円、つまり1人あたり月額100円で利用可能です。10名以下であれば無料で利用でき、スタートアップや小規模チームがリスクなく始められます。受付・会議室・座席の統合管理が1つの料金に含まれているため、それぞれ別々のツールを契約するよりもトータルコストを抑えられる可能性があります。エンタープライズプランでは、より高度なカスタマイズやセキュリティ機能が利用できます。

Colorkrew Biz は月額固定型で、セレクトプラン120,000円・ハイブリッドワークプラン180,000円(いずれも300ユーザーまで)です。300名規模の企業であれば1人あたり月額400〜600円ですが、座席管理に加えて備品管理・郵便管理まで含まれているため、これらの業務を個別に管理している場合はトータルコストの削減が見込めます。100名以下の企業向けに30日間の無料トライアルが用意されているため、まずは試してみて効果を確認できます。

「座席管理の費用」は座席管理ツールの月額だけではありません
座席管理システムの導入にあたっては、月額料金のほかに「フロアマップの作成・設定」「ICカードリーダーやQRコードの設置」「社員向けの利用説明」「運用ルールの策定」といった準備コストも考慮が必要です。QRコードベースのシステム(YourDesk・Colorkrew Biz)であればQRコードの印刷・設置のみで済むため、ハードウェアコストを最小限に抑えられます。ICカードリーダーを活用する場合は、リーダーの購入費用が別途必要になることがある点を確認しておきましょう。
3サービスとも無料トライアルまたは無料プランで試せます
座席管理システムは、実際のオフィスで運用してみないと「社員が使いこなせるか」「フロアマップの操作感は直感的か」が分かりにくいサービスです。YourDeskは無料トライアル、Acallは10名以下の無料利用、Colorkrew Bizは30日間の無料トライアルに対応しているため、まずは小規模なチームやフロアで試験導入し、社員の反応を確認してから全社展開するのがおすすめです。

導入前に確認しておきたいポイント

「座席管理だけで十分なのか、オフィス全体の管理が必要なのか」を整理しておくことが大切です

フリーアドレスの座席予約と在席管理が最優先であれば、YourDeskの座席管理特化型が最もシンプルかつ低コストに始められます。受付・会議室・座席を統合的に管理したい場合はAcall、座席だけでなく備品や郵便物の管理まで含めてオフィス業務全体をデジタル化したい場合はColorkrew Bizが適しています。

「チェックイン方法」を社員の行動に合わせて選ぶのがポイントです

社員証(ICカード)を日常的に使っている企業であれば、FeliCa/Mifare対応のYourDeskがスムーズに導入できます。全社員にスマートフォンが支給されている環境であれば、QRコードベースのチェックインが手軽です。「スマートフォンを持っていない社員がいる」「工場や倉庫などスマホを常時携帯しない環境がある」場合は、ICカード対応のシステムが安心です。

「利用中のグループウェア」との連携を確認しておきましょう

Google Workspace・Microsoft 365との連携は3サービスとも対応していますが、サイボウズ GaroonやdesknetʼsNEOなど国産グループウェアを利用している場合は、事前に連携の可否と連携範囲を確認しておくことが大切です。カレンダー連携がスムーズであれば、社員が「座席管理ツール」と「カレンダー」を行き来する手間がなくなり、定着率が大幅に向上します。

よくある質問

フリーアドレス化すると社員のコミュニケーションは減りますか?
「固定席をなくす=コミュニケーションが減る」とは限りません。むしろ、座席管理システムの抽選機能やエリア設定を活用すれば、普段接点のない部門のメンバーと隣り合わせになる機会を意図的に作れます。一方で、チームで集中して作業する日は「チームエリア」を予約して近くに座るなど、目的に応じた座席配置を柔軟に運用できるのが座席管理システムの強みです。
フロアマップの作成は難しいですか?
多くの座席管理システムでは、オフィスの平面図(PDFや画像)をアップロードし、その上に座席アイコンを配置するだけでフロアマップを作成できます。専門的なデザインスキルは不要です。導入支援サービスを利用すれば、フロアマップの初期設定をサポートしてもらうことも可能です。レイアウト変更があった場合も、管理画面から座席の追加・削除・移動ができるため、運用中の変更も柔軟に対応できます。
テレワークの社員も管理できますか?
3サービスとも、テレワーク・出社・外出などのステータス管理に対応しています。テレワークの社員は「在宅勤務」のステータスを設定するだけで、オフィスにいる社員からも「今日はリモート勤務だな」と確認できます。出社日にはスマートフォンから事前に座席を予約し、到着後にチェックインするフローで運用できるため、ハイブリッドワーク全体の「見える化」を実現できます。
導入にあたって、社員への説明や研修は必要ですか?
座席管理システムはスマートフォンで座席を予約し、QRコードやICカードでチェックインするだけのシンプルな操作です。多くの企業では、全体説明会や簡単なマニュアル配布で十分に定着しています。導入初期は「チェックインを忘れる」ケースが発生しやすいため、リマインド通知の設定や、最初の1〜2週間は管理者が声かけを行うとスムーズに定着します。

編集部の結論

大切なのは「座席管理システムを導入すること」自体ではなく、「自社のオフィス運用の課題──座席の効率的な利用・社員の所在確認・会議室の稼働率改善・オフィスコストの最適化──のうち、どこに最も効果が出るかを見極め、そのニーズに最もフィットするシステムを選ぶこと」です。

「座席管理をシンプルに・低コストで始めたい」「ICカードやQRコードなど多様なチェックイン方法を使いたい」「座席抽選で部門横断コミュニケーションを促したい」企業にはYourDeskがおすすめです。

「受付・会議室・座席を一つのプラットフォームで統合管理したい」「来客対応から座席案内までのフローを一気通貫で整備したい」「グループウェア連携の幅広さを重視したい」企業にはAcallがおすすめです。

「座席管理だけでなく備品管理・郵便管理まで含めてオフィス業務をデジタル化したい」「QRコードベースで手軽に導入したい」「1,100社以上の導入実績があるサービスを選びたい」企業にはColorkrew Bizがおすすめです。

迷ったら、まず無料トライアルや少人数での試験導入で「社員が抵抗なく使えるか」を確認するのがおすすめです。座席管理システムは社員全員が毎日使うツールだからこそ、操作性と定着のしやすさが最も重要な判断基準になります。

まとめ:選び方の3つのポイント

  • 座席管理特化+低コスト+多様なチェックインなら → YourDesk(サイオステクノロジー株式会社運営・座席管理特化型クラウドシステム・フロアマップからの直感的な座席予約・座席抽選機能で部門横断コミュニケーション促進・FeliCa/Mifare ICカード対応・QRコードチェックイン・出社/テレワーク/外出/休暇/出張の行動ステータス記録・エリア別/曜日別/時間帯別の利用率レポート・Google Workspace/Microsoft 365連携・SAML認証SSO対応・複数拠点/複数フロア管理・ITreview LEADER 11期連続受賞・初期費用0円・月額100円/ID〜・無料トライアル対応・日本語完全対応)
  • 受付+会議室+座席の統合管理+来客フロー連携なら → Acall(Acall株式会社運営・受付/会議室/座席を統合管理するワークプレイスプラットフォーム・マップ表示+タイムライン表示の切り替え・空予約の自動キャンセル(自動リリース)機能・iPad受付端末との統合で来客対応から座席案内までワンストップ・Google Workspace/Microsoft 365/Garoon連携・Slack/Teams通知連携・入退館管理システム連携・SSO対応・10名以下無料・スタンダード50人ごとに月5,000円〜・エンタープライズ50人ごとに月10,000円〜・日本語完全対応)
  • 座席+備品+郵便のオフィスDX+QRコード中心なら → Colorkrew Biz(株式会社Colorkrew運営・QRコードでオフィスの"名もなき仕事"を丸ごとデジタル化・座席管理/会議室予約/備品貸出管理/郵便物受取管理をワンツールで実現・フロアマップで全社員の所在をリアルタイム表示・1,100社以上の導入実績・Google Workspace/Microsoft 365連携・Slack/Teams連携・SSO対応・ASPIC IoT/AI/クラウドアワード受賞・初期費用0円・セレクトプラン月額120,000円/ハイブリッドワークプラン月額180,000円(300ユーザーまで)・30日間無料トライアル(100名以下)・日本語完全対応)